BCP(事業継続計画)訓練 保育版
~南海トラフ地震 初動対応版~
四国開催 愛媛会場
「南海トラフ地震発生時の初動対応 初級編」
講師:JDRS 代表理事 高須賀 顕
1 南海トラフ地震発生後の状況把握要領
2 負傷者対応(実技:応急手当の実施)が本当にできるか
園の救急箱の入れ組品で対応できるか
災害時受け入れ可能な病院の把握ができているか
移動手段、人数、その経路の状況は
3 参集をするが関係職員と連絡手段が途絶(停電)
自動参集
4 地震からの2次災害
「津波」「土砂災害」「液状化」「ため池決壊」
5 重要業務の優先順位の決定
6 関係機関との連携
法人内、関係機関との連絡手段
7 法人内における横断支援
8 代替施設への移行判断
9 権限委任
意思決定者不在時における行動
10 保護者への引き渡し判断
(両親と連絡がとれない高校生の姉が来る)
11 地域から生き埋め者がいるため「1人でも多くの支援」を求められる
12 その他、約100状況を体験

訓練前における座学により「BCP(事業継続計画)」の基本を学ぶ
初動対応
重要業務着手判断
権限委任
関係者の意識改革
行政の「地域防災計画」等を把握

分刻みで状況が付与される
各グループにその際の「行動方針」を問う
参加者は連続する状況に動きが止まる

全グループ参加者は講師から
「優先順位」・「即断即決」を求められる

各参加者は情報収集に追われる
初動対応に必要な情報を整理する

初動対応中にも余震が続く
会場内に緊急アラームが鳴り響く
余震により状況が変化
より対応が難しくなる

地域住民が避難を求められる
施設内への受け入れが可能かを問われる
受け入れするGPしないGPに根拠を求められる。

各GPの対応に関して
所見を述べる理事
理事 三好 雄介
情報を収集・整理・共有の重要性を伝える。

負傷者への応急処置が不十分で死者がでる。
その対応を求められる。
BCPへの落とし込み方を伝える。

1つ1つの状況その都度、各グループには状況判断した
根拠・理由を一人一人に求められる
続々と報告される負傷者把握・対応に追われる
発言内容整理に戸惑う

負傷者対応
実際に全参加者が手当を求められる
「打撲」「裂傷」等への応急処置を行う